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ロボ×IoT×自動運転で物流システムを実証実験…NTT東日本など

(株)ZMPと東日本電信電話(株)は24日、(株)NTTロジスコの物流現場で、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」を活用した物流支援ソリューションの実証実験を開始した。

物流支援ソリューションの実用性・導入効果を検証

 実証実験では、自動運転向けクラウドサービス「ROBO-HI」を物流支援ロボット「CarriRo」と連携させ、Wi-Fi経由で「CarriRo」の運用状況の可視化を実施。さらに荷重計測のできるIoT重量計「スマートマット」を活用した物流倉庫内ネットワーク環境の提供により、物流支援ソリューションの実用性および導入効果を検証する。

CarriRoが廃ダンボールや空きかごを回収

 具体的には、NTTロジスコの物流センター内でWi-Fi対応した「CarriRo」と「スマートマット」を使用し、廃ダンボールや空きかごの回収などの業務に活用。「ROBO-HI」で「CarriRo」の運用状況を確認し、IoTサービスを含むネットワーク環境や運用面での課題、必要となるサポートの検討を行う。

 参加企業のうちZMPは、「ROBO-HI」による「CarriRo」のWi-Fi対応を実現し、「CarriRo」のルート管理や稼動状況などのステータス管理ができる機能を提供する。NTT東日本は、ソリューションの提供に必要となるネットワーク環境の構築から運用まで含めたサポートを検証。「スマートマット」を物流センター内の任意のエリアに敷設し、スマートマットからの通知をトリガーに、「CarriRo」を発進させて、自律走行により指定の場所へ対象物を搬送する。NTTロジスコは、物流センターなどの実証実験フィールド環境を提供。ソリューションに適合する自社センター内の業務選定、走行環境やネットワーク環境の構築・運用設計を実施し、効果的な活用方法と適合する利用シーンを提案する。

多業種に活用が広がるCarriRo&スマートマット

 物流支援ロボット「CarriRo」は、ZMPが開発に取り組む自動タクシーのサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品。現在販売開始から累計100ユーザー以上の導入実績があり、物流拠点や工場、ホテルなどのサービス業界などさまざまな分野に導入を広げている。

 「スマートマット」は、(株)スマートショッピングが18年10月から提供している重量センサを搭載した重量計。Web管理画面で在庫の残量・残数チェックや在庫重量が一定の値を上回る、または下回ると、その情報がWi-Fi経由で指定の連絡先へと通知される。在庫の見える化や補充効率化、在庫推移のデータ化、発注自動化などを目的に、多様な業種で利用されている。

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