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スマホ決済、7割が日常使い…キャンペーン時限定利用層は5%に縮小

MMD研究所が18日発表した「2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査」によると、キャンペーン目的で利用し始めた人、キャンペーン以外での日常利用が半年間で約7割に増加し、キャンペーン以外は全く利用していない人が5%以下まで減っていた。

利用する理由は「ポイント貯まる」

 QRコード決済利用者250人、非接触決済利用者250人、QRコード決済・非接触決済の併用利用者500人、スマホ決済未利用者500人を抽出し、調査を実施した。本文中、「前回」の表記は「19年8月調査」を指す。

 QRコード決済利用者(750人)と非接触決済利用者(750人)の「利用しようと思った理由」は、いずれも「ポイントがたくさん貯まるから」が最多だった。前回と比べると、QRコード決済は10.8ポイント、非接触決済は12.3ポイント増加していた。

 併用利用者(500人)が持つ各スマホ決済のイメージは、QRコード決済は「ポイントやキャンペーンなどお得に感じる」「決済以外の機能も充実している」が、各7割を超えた。非接触決済がQRコード決済を上回った項目は、「支払いが簡単で素早い」「セキュリティが安心」「使い心地が良い」という結果だった。

キャンペ時しか使わないは5%以下

 キャンペーンを理由にスマホ決済を利用したと答えたQRコード決済利用者(318人)と非接触決済利用者(238人)の、「キャンペーンに関わらず、普段から利用している」という回答を前回と比べると、QRコード決済は42.6%から67.3%と24.7ポイント増加、非接触決済は50.9%から76.9%と26ポイント増加。非接触決済のほうが、キャンペーンに左右されない利用をしている傾向にあることが分かった。

 「キャンペーン時以外は全く利用していない」は、前回はそれぞれ約18%だったが、今回の調査では5%以下に減少。キャンペーンを理由にスマホ決済の利用を開始した人たちが、日常的にスマホ決済を利用し始めていることが分かる結果となった。

継続利用の意向度が大幅向上

 QRコード決済利用者(750人)と非接触決済利用者(750人)の「今後の継続利用意向」の回答を前回と比較すると、「今後も継続して利用したい」は、QRコード決済が52.1%から72.5%と20.4ポイント増加、非接触決済は59.7%から81.6%と21.9ポイント増加していた。

「キャッシュレス賛成派」も増加

 国は25年までにキャッシュレス決済比率40%、その先の比率80%の達成を目標に掲げているが、「キャッシュレス賛成派」は、前回と比較して、それぞれ増加。増加率はQRコード決済利用者は43.2%から55.2%と、非接触決済利用者は39.2%から61.6%、併用利用者は58.4%から68.4%、未利用者は19.2%から21.8%となった。また、キャッシュレス・消費者還元事業が6月に終わることは、8割以上が認知していた。

 スマホ決済を未利用者にスマホ決済を勧める場合、QRコード決済と非接触決済のどちらを薦めるか。QRコード決済利用者(250人)の84.4%がQRコード決済を薦めると答え、非接触決済利用者(250人)の90.0%が「非接触決済」を薦めると回答した。併用利用者(500人)は56.2%が「QRコード決済」、43.8%が「非接触決済」を薦めると回答した。

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