DHLジャパンとECMSジャパンで振替配送
対応可能な代替輸送業者とサービスは、国際エクスプレスサービスを展開するDHLジャパン(株)と、アジアを中心に国際物流サービスを展開する(株)ECMSジャパン。オープンロジは、越境EC支援の強化を目的に、両社と業務提携している。オープンロジが提携している国内倉庫に荷物を預け入れ、配送を一元管理するなどのサービスを提供する。
DHLジャパンとは、2月6日に輸送契約を結んでいる。同社は集荷から航空輸送、通関、配達まで自社の輸送ネットワークで一貫輸送を行っている。成田など国内3か所のゲートウェーから、自社ネットワークフライトで中国への輸出、中国から日本への輸入も行なっている。現在でも、中国(武漢を除く)をはじめとしてアジア、欧州や北米などへ通常通りサービスを続けている。
ECMSジャパンの「B2Cダイレクト」を活用
ECMSジャパンとは、昨年12月に業務提携。同社が提供する越境ECに特化した「B2Cダイレクト」を利用する。現地税金の立替納付や、現地通関に必要なID情報収集などのサービス も行なっている。日本から中国向けについては、航空機の運休や減便による所要日数増(3~5営業日)、一部のサーチャージの発生があるが、継続してサービスを提供している。
オープンロジは、新型コロナウイルスの感染拡大に関する状況は日々変化するが、今後も提携している海外配送会社を組み合わせることで、利用者の事業継続を支える物流ソリューションを提供できるように努めたいとしている。