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マカ配合のサプリに妊娠効果なし、消費者庁が措置命令

「摂取すれば妊娠しやすくなる」などとした、サプリメント「マカミア」の商品表記に根拠はなく、景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、消費者庁は10日、通販会社(株)ゼネラルリンク(東京都渋谷区)に対し、同法に基づく措置命令を出した。

「授かり率が190%UPの妊活サプリ」などと表示

同庁によると、ゼネラルリンクは2019年11月~20年2月の間、「nenne」という自社のWEBサイトで、「自然環境の厳しい南米ペルー産のマカを厳選し、独自製法のエキスパウダーとして抽出。大学教授をはじめとする共同研究チームによる機能性試験において、授かり率が190%高まることが示されました」などと表示していた。

 さらにこの間、実際には自社が運営して表示内容を決めているにもかかわらず、第三者が運営しているように装ったランキングサイト「妊活ガイド」でも、「赤ちゃんを授かりやすい体に導いてくれます」「授かり率が190%UPする妊活サプリ」「今話題の妊活サプリ総合ランキング」などの表示もあった。

 あたかも、マカミアを摂取することにより、著しく妊娠しやすくなる効果が得られるかのように示した表示に対し、同庁は景品表示法の規定に基づき、ゼネラルリンクに対し、期間を定めて、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたが、同社からの資料は表示の裏付けとなる根拠を示す内容とは認められなかった。

「お客様の声」を創作も

 これらの表示は実際よりも著しく優良であると示すものであり、一般消費者に対して同法に違反していることの周知と再発防止策、合理的な根拠を持たないまま、同様の表示を行わないことを含む措置命令に至った。

 同社による複数のウエブサイトでは、マカミアの評価結果とともにランキングを1位にする行為や、「嬉しくって涙が出ました。排卵日を狙っても、不妊治療に通ってもなかなかできず、諦めかけていました。そんなときに先輩ママに紹介され飲み始めたところ、念願の赤ちゃんを授かることができました」などとした「お客様の声」など、自作自演もあったという。

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