ユーザーの「売上金管理が分かりにくい」の声に対応
フリマアプリとの機能連携は初となる「マネーフォワード ME」は、銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2650以上の金融関連サービスから入出金履歴や残高を取得し、自動で家計簿を作成するサービスだ。自分で入力し続けることが難しい家計簿を、無料で簡単に自動作成することができ、、ビジネスパーソンから主婦まで、地域や年代、性別を問わず幅広く利用されている。利用者数は2020年2月に950万人を超えている。
ラクマが1月下旬、ユーザー4982人に実施した「フリマアプリと家計管理に関する調査」によると、フリマアプリでの入出金額について、「しっかり把握している」と回答したユーザーは、3割(27.5%)にも満たないことが分かった。さらに、フリマアプリのお金管理で困ることは、「収支が分かりにくい」(22.1%)、「過去の売上金合計が分かりにくい」(13.8%)、「過去の売上金推移が分かりにくい」(12.4%)という結果だったという。
「取り引きの際の入出金の管理をしやすくしてほしい」というユーザーからの要望を受けての調査だったが、改めて実情を把握でき、機能連携のきっかけになったとしている。
「ラクマ」の取り引き内容を「家計簿」で自動管理
調査での「分かりにくさ」を解消する機能の流れは、「マネーフォワード ME」アプリの「連携」機能から「ラクマ」を選択し、アカウントを連携することで、「ラクマ」での取り引きに伴う入出金履歴、売上金残高をアプリ上で閲覧できる。入出金履歴、売上金残高は「家計簿」機能にも反映され、「ラクマ」の取り引きを自動的に「家計簿」で管理することができる。
消費生活アドバイザーの丸山晴美氏は、機能連携によるユーザーメリットについて、「売買履歴の入出金明細が表示され、あいまいになりがちだったフリマアプリでのお金の流れが見える化される。不用品も資産と考えられる時代に、こうしたサービスは日々のやりくりの励みにもなる」とコメントしている。
「ラクマ」は機能連携の開始を記念し、4月8日までの期間中に機能連携を行ったユーザーの中から、抽選で1万人に楽天ポイントを200ポイント進呈する『マネーフォワード ME×楽天ラクマ連携記念キャンペーン』を、9日から開始した。
▽マネーフォワード ME×楽天「ラクマ」連携記念キャンペーンページ
https://fril.jp/cp/moneyforward_20200309