スパムやフィッシング詐欺ページに誘導も
LINEによると、ユーザーから「お客様サポート」宛てに、「自分のアカウントから身に覚えのないメッセージ送信が行われている」という最初の連絡を受けたのは13日。複数の通報内容などをもとに調査したところ、メッセージやタイムライン投稿の内容は、購買誘導をするためのスパムのほか、LINEアカウントの恒久的な乗っ取りを目的としたフィッシング詐欺のためのURLが含まれていた。
投稿機能を悪用された不正ログイン被害では、不正ログインが行われた後、メッセージやタ
イムラインに意図しない投稿が行われる被害が発生している。LINEアカウント自体の乗っ取りではなく、アカウントは継続して利用できる状態だという。
これまでの調べでは、不正ログイン被害を受けた国・ 地域とユーザー数の内訳は、日本: が4073人、台湾が81人、タイが2人、ほかの国家と地域が69人の計4225人に上る。