通販業界でも各種イベントが中止に
新型コロナウイルスの感染が世界的な広がりをみせている中、多くの企業がテレワークの促進や、不要不急の外出を控えるなどの対策を取っている。それに伴って、各種のイベントやセミナーの中止、延期などの発表も増え続けているが、営業やマーケティング活動、採用活動などの自粛は企業にとって大きな痛手になりつつある。
こうした状況下、オンラインで開催されるウェビナー(Webセミナー)であれば、セミナー参加者が自宅や事務所などに居ながら、パソコンやスマートフォン、タブレットで参加できるため、ウイルス感染のリスクを抑えた運営が可能と、コクリポは強調。セミナーの主催企業は、『コクリポウェビナー』の利用で、新たな設備を用意することなく、現在使っているパソコンですぐにウェビナーを開催することができる、としている。
初期費用・利用料を1カ月無料提供
このタイミングで、コクリポが打ち出した無償提供対応は、「初期費用」を無料にするとともに、ウェビナー参加人数が100人規模までの「ビジネス」プラン3万円、300人規模の「エンタープライズ」プラン7万円の「月額費用」を、いずれも利用開始から1か月間無料とする内容だ。現在、同社には多数の問い合わせが寄せられているという。
『コクリポウェビナー』は、2017年のサービス提供開始以来、3年足らずで1650を数える「主催者」に、セミナーや説明会、地域の会合など、さまざまなシーンで利用されてきた。予期しない「非常時」で活用機会が増えることが想定される中、 コクリポは、企業の新型コロナウイルス対策を支援し、感染拡大防止に貢献したいとしている。