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経済学応用しZOZOTOWNの顧客価値最大化へ、イェール大学と共同研究

(株)ZOZOは18日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のサービス機能拡充と長期的な顧客価値の最大化をめざし、米イェール大学経営大学院マーケティング学科の上武康亮(うえたけ・こうすけ)准教授との共同研究を開始したと発表した。

経営大学院マーケ学の准教授と研究

 共同研究は、経済学分野の計量マーケティングや実証産業組織論を専門とする上武氏の知見と、ZOZOTOWNが持つ大規模で多様なデータとを掛け合わせることで、顧客インセンティブや顧客心理に関しての理解を深め、ユーザーごとに最適なコミュニケーションを実現していくことを目的としている。

顧客心理メカニズムの深い理解へ

 ZOZOによると、ZOZOTOWNでは現在、日替わりのブランドクーポンやセールの案内などを含めたさまざまなな顧客コミュニケーションを行っているが、「誰に」「どのように」「いつ」コミュニケーションを行うことが長期的な顧客価値の最大化に貢献するかについては、背景にある顧客インセンティブや顧客心理のメカニズムの深い理解が必要不可欠だという。

最適タイミングを計量マーケで研究

 しかし、CRMの観点で、そうしたコミュニケーションが行われるタイミングとして「いつ」が最適かについては、いまのところ学術的にも答えは得られていない。そこで、上武氏の専門分野である計量マーケティングの最先端のアルゴリズムを用いて、ユーザーごとに最適なコミュニケーションの実現をめざした共同研究を進めることとなったという。

 上武氏は、米国ノースウェスタン大学経済学博士号を取得。現在は、米国イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授として研究に従事し、現在、マーケティングのトップジャーナルであるMarketing Science誌の編集審査委員。計量マーケティングや実証産業組織論、マーケットデザイン、CRMを専門とし、日米のテック企業とも多くの共同研究を行っている。

 これにより、ZOZOは、ZOZOTOWNを利用する全てのユーザーにとっての利用価値を最大化し、ニーズに適切、適時に応えられるサービスづくりにつなげていきたい考えだ。

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