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在日中国人女性、98%が「気に入った商品をSNSなどで友人に勧めた」

中国向けの越境プロモーションで、リアルな視点や感覚を持つ在日中国人のクチコミや発信力が注目されている。アライドアーキテクツ(株)が実施した『在日中国人女性のSNS利用実態に関する調査』の結果は、改めてその影響力の大きさが示された形となった。

在日中国人のSNS投稿、中国で重視される傾向に

企業とのつながりを生む多様なマーケティング支援サービスを提供している同社は、独自に構築する日本最大級の在日中国人女性コミュニティー「BoJapan」を持つ。モニターサンプリングやイベントへの招待という形で、商品やサービスの体験機会を提供し、中国で一般的に使われている「簡体字」でのクチコミを可能とするサービス「チャイナタッチ」を通して、企業の中国向けマーケティング施策に一役買っている。

同社によると、日本製品が話題となるきっかけはWeibo、WeChat、RedbookなどのSNSが多く、特に日本に住んでいる中国人のSNS投稿は、「現地発のリアルな情報」として信頼性が高く、重視されるようになってきている。BoJapanメンバー464人を対象に実施した調査では、中国SNSの利用状況から購買に与える影響などが浮かび上がった。

中国の家族や友人などから、どのくらいの頻度で日本に関する相談を受けているか聞いたところ、「月に1回以上」が75%を占め、「週1回以上」という高頻度も34.2%に上った。在日中国人という存在が、日本に住んでいるからこそのリアルな情報を頻繁に中国国内に届けているという実態がうかがえるという。

「試用後の購入経験あり」が76%

チャイナタッチのキャンペーンなどを通じて試用した商品の購入経験は、「ある」が全体の76.2%。自身で体験し、その価値を理解して、納得できれば購入が発生しやすいという中国人の傾向が、「4人に3人が購入経験あり」という高い数値からも読み取れる。

チャイナタッチのキャンペーンなどを通じ、試してみていいと思った商品は、98.1%が「親しい友人にすすめたことがある」と回答。中国人はいいと思ったものは積極的に自分から発信し、その情報がクチコミとなり、さらにSNS上や個別での相談などによって拡散される。調査対象が一般より積極的で関心が高い層ではあるが、98.1%というクチコミ生成率の高さは、「中国人がいかに情報発信に積極的であるか」を明らかにする結果といえそうだ。

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