会員数:
57659
掲載社数:
33

10代フリマユーザー、買い物で「リセールバリューを意識」が約5割に

楽天グループ(株)が運営するフリマアプリの楽天「ラクマ」がこのほど発表した『10代のリユースに関する意識調査』のまとめによると、普段の買い物で「リセールバリュー」を意識しているのは約5割。「リユース」や「SDGs」に興味関心がある人は約6割となり、フリマアプリで物を循環させることとのつながりを感じさせる結果となった。

10代ユーザーの出品数が2年間で約2倍に

 「ラクマ」では10代のユーザーによる出品数が拡大している。「レディース」と「「メンズ」のファッションカテゴリで、10代ユーザーの2019年と21年の年間出品数を比較すると、約2倍(193%)になっていた。「Z世代」のフリマアプリを介した消費行動やリユースに関する意識はどんなものか。1月21日~24日。15~19歳の楽天「ラクマ」ユーザー1523人に聞いた。

 それによると、「ファッションアイテムなど、欲しい物はまずフリマアプリで探す」が68.9%となり、「安く買えるから」(84.9%)、「ほかの店舗で在庫が無い物だから」(27.7%)、「エコだから」(15.6%)、「使わなくなった時にまたフリマで売りたいから」(14.8%)が理由だった。

売ったお金での商品購入を目的に「リセールバリュー」を意識

 フリマアプリに限らず、普段の買い物時に「リセールバリュー」を意識している人は51.6%。最多の理由は「売ったお金で、また他の服・物を買えるから」で76.2%。「欲しい人がいるかも知れないから」(35.6%)、「ゴミにして廃棄したくないから」(35.1%)などが続いていた。

 「服や物を使わなくなった時にフリマで売るため、日ごろ気を付けていること」は、「汚さないように綺麗に保つ」(63.0%)が最多。次いで「記名をしない」(33.2%)、「リメイクなどの加工をしない」(23.3%)、「タグや箱など付属品を取っておく」(21.1%)など。任意回答だったが、93.5%が出品を見越して注意していることがあると答えていた。

29%が「リユースやSDGs」に興味

 「リユースやSDGsに興味関心があるか」を聞いたところ、「ある」(29.2%)と「ややある」(32.5%)を合わせて61.7%。「学校で学ぶトピックだから」(36.5%)という理由とともに、「これからの地球の環境が心配だから」(54.8%)、「社会にとって重要なことだから」(52.2%)、「自分にできることを常に考えているから」(15.8%)という回答があった。

 「ラクマ」では、買い物の際の検討材料として、短期的な物の価格だけでなく、手放す際のリセールバリューまでを求める堅実さや、フリマアプリで物を循環させることがゴミの削減・環境負荷の軽減につながるという認識を持つ10代が多くいることが分かった。これらの認識が、フリマアプリやリユース品の利用を促進する背景と考えられるとしている。

関連記事

人気記事ランキング

新着記事