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【LINE公式】ECの今と近未来の流行を予想する調査を実施 ネットショップ開業サービスは今より3倍近く伸びる?

LINE株式会社が運営する「LINEリサーチ」は、日本全国の18~59歳の男女を対象に、インターネット上に自分のショップが作れる「ネットショップ開業サービス」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施し、その結果を公表した。ここではその概要についてポイントを絞って見ていく。

調査概要

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査

調査対象:日本全国の18~59歳男女
実施時期:2021年11月2日~2021年11月4日
有効回収数:2108サンプル

※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック。
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある。

「ネットショップ開業サービス」の現状と認知度

「ネットショップ開業サービス」とは「BASE」「STORES」「カラーミーショップ」などのような、インターネット上に自分のお店を作ることができるサービスのことだ。店のデザインをテンプレートから選択できるなど、ショップ運営のためのさまざまな機能(商品管理、SNS連携、顧客管理など)を利用することができる。

また初期費用や運用コストが無料・低予算のため、初心者でも簡単にネットショップを開設し、すぐに運営を始められる点が特長だ。なお、今回の調査ではショッピングモール(Amazon、楽天市場など)やフリマ・オークション(メルカリ、ヤフオク!など)を除いている。

「ネットショップ開業サービス」の現状について調査したところ、主な結果は以下のようになった。

・ネットショップ開業サービスの認知率は全体で54%
・「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で6%
・「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」という利用経験率は全体で9%

「ネットショップ開業サービス」の認知率は、全体で約5割だった。男女別でも大きな差はみられず、それぞれ5割強の認知率となった。ただし年代別では、男女ともに10~20代のほうが30~50代よりも高い認知率で、特に10代~20代の女性では6割と高くなっている。

「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で6%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で9%となっている。利用経験率では、10~20代女性で15%となり、他の層と比べてやや高めだった。

どのくらいの人が利用していそう?~現在の流行体感~

次に「ネットショップ開業サービス」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらった。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値だ。

その結果「ネットショップ開業サービス」の流行体感スコアは全体で「8.6」で、およそ100人に8~9人ぐらいが利用しているイメージを持っていることがわかった。年代別にみると、男女ともに大きな差はないものの、30~40代よりも10~20代のほうがやや高めのスコアとなっている。

1年後はどうなるか~近未来の流行予想~

次に、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらった。グラフにある流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値だ。

「ネットショップ開業サービス」の流行予想スコアは全体で「24.1」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージだった。現在の流行体感から比較すると、1年後には今の3倍近く浸透しているというイメージになる。

男女別にみると、女性のほうが男性に比べてスコアが高い傾向がみられた。年代別では、男女ともに30~50代に比べて10~20代のスコアがやや高くなっている。

自分は利用してみたいか?~今後の利用意向~

次に、今後の利用の意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で29%にとどまった。

男女別ではほとんど差がみられないものの、年代別にみると10~20代女性の利用意向が高めとなった。10~20代は1年後の流行予想スコアも高めの層だった。一方で利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で46%だった。

「ネットショップ開業サービス」は今より3倍近く伸びるか

ここまでの主な数値をまとめている。2021年11月2日時点での「ネットショップ開業サービス」の認知率は約54%、現在利用率は約6%だった。流行体感としては、全体で”およそ100人に8~9人くらいが利用している”イメージを持っているようだ。そして今から1年後には、現在の3倍近くである”およそ4人に1人くらいが利用していそう”というイメージを持っていることがわかった。

男女年代別にみると、今後の利用意向では10~20代女性で他の層よりも高く、3割以上の利用意向がある。また流行体感スコアや1年後の流行予想スコアでは、男女ともに30~50代に比べて10~20代がやや高い結果となった。

LINE株式会社では、同社が保有する約559万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。

LINEリサーチでは、私たちの行動を決める1つの要因になっている、『みんなが使っている』という世の中の空気感を頼りに、今と近未来の流行を予想する企画を複数回にわたって実施してきた。

第十三弾となる今回の調査では、日本全国の18~59歳の男女を対象にインターネット上に自分の店が作れる「ネットショップ開業サービス」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査が実施された。

すでにさまざまな識者から日本においてもEC市場は今後拡大が加速するとの見方が出されているが、「空気感」という観点からも、その流れが裏付けられたと言えそうだ。

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