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カゴ落ちメールとは?メールを送るタイミングや例文、カゴ落ちメール以外の対策

「カゴ落ちメール」とは、ECサイトにおいて“カゴ落ち”した顧客に対して、カゴの中に商品が残っていることをリマインドするメールのことだ。EC運営を進める際、カゴ落ち対策として有効な対策と言えるため、内容を詳しく把握したいと考える担当者もいるのではないだろうか。 今回は、カゴ落ちメールの意味や送るタイミングと回数、カゴ落ちメールの例文とともに、カゴ落ちメール以外の対応策についても紹介する。カゴ落ちメールを取り入れる際の参考にしてもらいたい。

目次

●EC運営におけるカゴ落ちメールとは?
●カゴ落ちメールを送るタイミングや回数は?
●カゴ落ちメールの例文
●カゴ落ちメール以外の対応策
●まとめ

EC運営におけるカゴ落ちメールとは?

EC運営を行うにあたり、カゴ落ち対策として有効と考えられている「カゴ落ちメール」は、具体的にはどのようなことを指すのだろうか。まずは、カゴ落ちの概要やカゴ落ちメールの意味とその効果について確認しよう。

そもそも、カゴ落ちとは?

そもそも「カゴ落ち」とは、ECサイトを訪れた顧客が、カート内に商品を入れたまま決済まで進まずに離脱してしまうことを指す。そのため、「カート放棄」や「カート落ち」と呼ばれる場合もある。カゴ落ちは、コンバージョン率にも影響を及ぼすため、施策を講じることが重要だ。

カゴ落ちメールの意味

カゴ落ちメールとは、サイト内でカートに商品を入れたままになっている顧客に、買い忘れがあることを知らせるメールのことだ。このメールによって、買い忘れに気づくタイミングが得られ、カートに戻って購入を完了することを後押しできる。

カゴ落ちメールを行うことで期待できる効果

カゴ落ちメールの送信で期待できる効果は「購買意欲をリマインドし顧客を呼び戻す」と「購入を迷っている顧客の後押しになる」の2つだ。

カゴ落ちした商品の中には、「忙しくて購入の途中で離脱してしまった」「寝る前にサイトを見ていたため眠ってしまった」などの理由から、カゴ落ちが発生した場合も考えられる。カゴ落ちメールを送り、決済まで至ってないことを知らせることで、時間があるときに再びサイトに戻る効果が期待できる。購入の意欲が薄れている場合でも、サイトに戻ってもらうことで購入意欲の向上につながりやすい。

また、他社との比較のため一旦サイトを離れた顧客に対して、有効なアピール方法として購入の後押しになる。カゴ落ちメールの内容に、当該商品の値下がり情報を付け加えることで購入のきっかけになる場合もあるだろう。

カゴ落ちメールを送るタイミングや回数は?

カゴ落ちメールが有効な手段だったとしても、送る頻度や内容によっては顧客に煩わしいといった不快な印象を与えかねない。カゴ落ちメールをより効果的に活用するために「配信のタイミング」「内容」「回数」に分けてそれぞれのポイントを見ていこう。

配信のタイミング

カゴ落ちメールを配信するタイミングは非常に重要とされており、早すぎず、遅すぎないタイミングとして「3時間後、24時間後、1週間後」が効果が高いと考えられている。ECショッピングを行う際、一度の訪問で購入を即決せず、サイト間を横断して検討しながら時間をかけて購入したいと考える場合や、すきま時間にサイトを訪れ、「とりあえず」カートに入れている顧客も多い。これらの顧客はいずれ購入したいという意欲は高いため、カゴ落ちを知らせるメールがあまりに早いと、購入意欲を削いでしまう場合も考えられるためだ。

また、日用品や生鮮食品に比べ、家電など高価格帯の商品は時間をかけて購入を行うケースが多いなど、商品の価格帯やカテゴリによっても、サイト訪問から実際に購入に至るまでにかかる平均時間は異なる。顧客の消費行動や意識に合わせて、リマインドのタイミングを考えるとよいだろう。

内容

メールの内容は、「カゴに入れて、忘れている商品があります」と顧客の購入体験の助けとして配信する姿勢が大切だ。メールの中に、商品の画像やURLを載せることで、忘れていたことを思い出しやすくなるだろう。URLからダイレクトに商品のページにたどり着くことができれば、顧客の手間も省きやすくなる。

また、カゴ落ちメールは複数回送るケースが一般的だが、内容は毎回少しずつ変化させるとより効果的と言える。可能であれば、値下げやセール情報、利用可能なポイントなどをお知らせできれば、購入に至るまでの後押しとなる

回数

カゴ落ちメールの回数も重要なポイントとされており、回数は3回が妥当と言える。これ以上多いと、しつこいと感じられる場合も少なくない。できる限り少ない回数で、顧客にインパクトを与えるような効果的なメールを送るようにしたい。

カゴ落ちメールの例文

カゴ落ちメールを複数回送る場合には、タイミングによって文面に変化をつけることが有効的だ。メール配信のタイミングに応じたカゴ落ちメールの例文を紹介するので参考にしてもらいたい。

カゴ落ちから数時間後の場合

商品をカゴに入れて数時間しか経っていない場合は、商品についての記憶も購入意欲も残っていると考えられる。そのため、効果的な件名として「カートに入った商品があります」「購入手続きがまだ完了しておりません」という事実をリマインドするのも有効だ。スマートフォンでメールを受信した場合、件名が表示されるため短い文字数の中でより明確な内容を入れるとよい。

例文
件名:カートに入ったままの商品があります
本文:〇〇様
いつも【サイト名】をご利用いただきありがとうございます。
【カートの商品名】がカートに入っています。お買い忘れはございませんか?
【カートの商品画像】

カゴ落ちから数日の場合

カートに入れて数日経過している場合は、商品に対する不明点や疑問点があるケースも考えられるため、ストレートにアプローチするよりも「お困りの点はありませんか?」「お探しの商品はありましたか?」といった内容に工夫してもよい。カゴ落ちの原因として考えられる内容に応じて、メールの文章を工夫することも効果的だ。

例文
件名:お困りの点はありませんか?
本文:〇〇様、
いつも【サイト名】をご利用いただきありがとうございます。
保証期間や返品方法など、不明な点はございませんか?
注文に関するよくある質問など、以下のヘルプをご覧ください。
【カートの商品名】
【カートの商品画像】

カゴ落ちメール以外の対応策

カゴ落ちが生じる原因はさまざまだが、対策を講じるためにはカゴ落ちが起きる原因について明らかにする必要がある。ここからは、一般的なカゴ落ちが起きる原因と、カゴ落ちメール以外の対策を紹介しよう。

追加料金

ECサイトによっては、商品の発送先や内容などによって、送料や手数料など、追加の費用が思ったよりもかかる場合が少なくない。そのため、商品以外にかかるコストによって購買意欲を削がれてしまうことも考えられる。このような場合には、顧客にわかりやすいように、「税込み表示にする」「〇〇円以上の購入では送料無料」など、カゴに入れる前に目につく位置に表示しておくことが重要だ。

購入までのプロセス

会員登録が必要であることや購入完了までのプロセスが長いことで、顧客がストレスを感じる場合もある。会員登録については選択肢を設けて登録せずに購入できるようにするほか、購入完了までのフローを簡潔にしたり、購入完了までのステップが常時表示されたりするとフローが明確になり、購入を後押しできる可能性が高くなる。

Webサイトのエラー

入力フォームの不備やアクセス過多によるサーバーダウンなどWebサイトのエラーはさまざまだが、対応方法が分からないことによる離脱も考えられる。エラーが発生したときの対応方法を、目立つ位置に分かりやすく記載することで、離脱を防ぎやすくなる。

決済方法

昨今、クレジットカード以外での決済方法も増えていることから、選択肢が限られてる場合には決済まで至らないケースも考えられる。多様な決済方法を用意しておき、スムーズな購入を促せるとよいだろう。

カゴ落ち対策として期待できる決済方法には、以下のような決済方法がある。

・クレジットカード決済
・コンビニ決済
・Amazon Pay
・LINE Pay
・楽天ペイ
・代金引換
・後払い決済 など

まとめ

カゴ落ちの有効な施策のひとつである「カゴ落ちメール」。顧客を呼び戻し、購入への後押しを期待できる一方で、送るタイミングや回数が不適切だと、顧客離れを引き起こす可能性もあるため注意が必要だ。カゴ落ちの原因やそれに応じた対策も理解した上で、顧客の興味を引くようなカゴ落ちメールを送信し、サイト運営に役立てよう。

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